ペントハウス

ペントハウス [Blu-ray]

【映画情報】

題名:ペントハウス(原題:Tower Heist)
ジャンル:クライム・コメディ
監督:ブレット・ラトナー
出演者:ベン・スティラー、エディ・マーフィ、ケイシー・アフレック
製作会社:イマジン・エンターテインメント、レラティビティ・メディア
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ、東宝東和
公開:2011年11月4日[米国]、2012年2月3日[日本]
上映時間:104分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語

【評価】

おすすめ度:73点(100点満点中)

【あらすじ・ストーリー・物語】

 ニューヨーク・マンハッタンの超一等地にそびえる全米一の65階建て超高級マンション「ザ・タワー」の管理マネージャーを勤めるジョシュ・コヴァックス(ベン・スティラー)は、従業員の年金を最上階のペントハウスに住むウォール街の大富豪アーサー・ショウ(アラン・アルダ)に預けて運用を任せていた。ところが、アーサー・ショウは証券詐欺罪でFBIに逮捕されてしまう。しかも、アーサー・ショウは従業員の年金を横領し私的流用していることも分かる。さらに、年金だけでなく全財産をアーサー・ショウに預けていた老ドアマンのレスター(スティーヴン・マッキンレー・ヘンダーソン)は全財産を失ったショックのあまり自殺を図り、自殺未遂で病院へ担ぎ込まれる。

 これに怒りが爆発したジョシュ・コヴァックスは、ペントハウスでの自宅監禁を条件に1000万ドルで保釈されたアーサー・ショウのもとへに乗り込む。ところが、アーサー・ショウは謝罪もせず開き直る。この態度に腹を立てたジョシュ・コヴァックスは部屋に置いてあるフェラーリをゴルフクラブで叩き壊す。そのため、ジョシュ・コヴァックスは総支配人からクビを言い渡されてしまう。

 そんなとき、FBIの女性捜査官のクレア・デナム(ティア・レオーニ)からアーサー・ショウの隠し金が見つかっていないと聞かされる。その情報を聞いたジョシュ・コヴァックスはペントハウスの壁に埋め込まれた金庫に隠し金があるにちがいないと確信する。

 ジョシュ・コヴァックスは、幼馴染の泥棒スライド(エディ・マーフィ)の助けを借りて、コンシェルジュのチャーリー(ケイシー・アフレック)と新米エレベーター・ボーイのエンリケ(マイケル・ペーニャ)、ザ・タワーを強制退去させられたウォール街の負け犬フィッツヒュー(マシュー・ブロデリック)、錠前職人の父親を持つメイドのオデッサ(ガボレイ・シディべ)等と共に、騙し取られたお金を取り戻そうとアーサー・ショウの隠し財産の強奪計画を立てる。決行日は、300万人ものパレード見物客で賑わう感謝祭の日に決まる。その日、ジョシュ・コヴァックスたち仲間は「ザ・タワー」のペントハウスを目指して行動する。

【レビュー・感想・ネタバレ】

 エディ・マーフィ演じるコソ泥のスライド以外は全員、犯罪の素人という窃盗グループが武器も使わず血も流さずにセキュリティの高く、しかもFBIが監視している超高級マンションから窃盗を働くという痛快なコメディにになっていて十分に楽しめた。

 特に、「ザ・タワー」に侵入してからの展開が愉快である。スライドは隠しバネを独り占めしようと抜け駆けをする。ペントハウスの壁に埋め込まれた金庫を開けると隠し金どころか何も入っていない。誤って撃った拳銃の弾丸がフェラーリに当たった痕から、自動車の車体が金でできていて隠し金以上の価値があるることが分かり、それを盗むことにする。大きな自動車を誰にも気づかれないように盗もうとするあたりが面白い。フェラーリには裏取引のメモが記録してある手帳が隠してあることも発見する。

 結局、窃盗グループは全員逮捕されてしまうのだけれども、ジョシュ・コヴァックスはアーサー・ショウの犯罪の証拠となる手帳を提出する代わりに仲間全員の釈放を要求する司法取引を持ちかける。FBIはジョシュ・コヴァックス以外の釈放という条件で司法取引を受ける。ジョシュ・コヴァックスは2年の刑期で服役する。3人の窃盗仲間が、「ザ・タワー」の屋上に姿を現し、金でできているフェラーリはプールから登場する。フェラーリは部品ごとに解体されて、金でできた各部品は年金を預けた従業員のもとへ送られる。

【キャスト・配役・出演者】

ジョシュ・コヴァクス(ベン・スティラー)
スライド(エディ・マーフィ)
チャーリー・ギブス(ケイシー・アフレック)
アーサー・ショウ(アラン・アルダ)
Mr. フィッツヒュー(マシュー・ブロデリック)
クレア・デナム(ティア・レオーニ)
エンリケ・デヴロー(マイケル・ペーニャ)
オデッサ・モンテロ(ガボレイ・シディベ)
サイモン(ジャド・ハーシュ)
レスター(スティーヴン・マッキンレー・ヘンダーソン)
メイジン(ジェリコ・イヴァネク)
サシャ・ギブス(ジェシカ・ゾア)
裁判所の警備員(ヘヴィ・D[カメオ出演])

【スタッフ】

監督:ブレット・ラトナー
脚本:テッド・グリフィン、ジェフ・ナサンソン
原案:ビル・コラージュ、アダム・クーパー、テッド・グリフィン
製作:ブライアン・グレイザー、エディ・マーフィ、キム・ロス
製作総指揮:ビル・カラッロ、カレン・ケーラ・シャーウッド
音楽:クリストフ・ベック
プロダクション・デザイン:クリスティー・ジー
衣裳デザイン:サラ・エドワーズ
SFX/VFXスーパーバイザー:マーク・ラッセル
撮影:ダンテ・スピノッティ
編集:マーク・ヘルフリッチ
吹替翻訳:芝谷真由美
字幕翻訳:松浦美奈

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