センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島

【初回限定生産】センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島 3D&2Dブルーレイセット(2枚組) [Blu-ray]

【映画情報】

題名:センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島(せんたー・おぶ・じ・あーす しんぴのしま、原題: Journey 2: The Mysterious Island)
シリーズ:2008年の映画『センター・オブ・ジ・アース』の続編
ジャンル:冒険ファンタジー、アクション・アドベンチャー、3D
監督:ブラッド・ペイトン
出演者:ドウェイン・ジョンソン、ジョシュ・ハッチャーソン、ヴァネッサ・ハジェンズ
製作会社:ウォルデン・メディア、ニュー・ライン・シネマ
配給:ワーナー・ブラザーズ
公開:2012年2月10日[米国]、2012年3月31日[日本]
上映時間:94分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語

【評価】

おすすめ度:72点(100点満点中)

【あらすじ】

 地底世界の冒険から4年後、17歳になったショーン・アンダーソン(ジョシュ・ハッチャ―ソン)は謎の遭難信号を無線でキャッチする。新しく義父となってハンク・パーソンズ(ドウェイン・ジョンソン)とともに遭難信号の謎を解くと地図に示された島へ二人で冒険旅行へ行くことになる。

 ところが、島の名前を告げるとガイドを引き受けてくれる誰も者はいなかった。唯一、ガイドを引き受けてくれたのは報酬目当てのヘリコプター操縦士のガバチョ(ルイス・ガスマン)と彼の娘のカイラニ(ヴァネッサ・ハジェンズ)だった。4人は「嵐の目」で遭難しやっと島にたどり着く。島には金の山があったり、小さな生物は大きく、大きな生物は小さくなっている奇妙な島だった。4人は巨大なトカゲに襲われるが、彼らを救ってくれたのはショーン・アンダーソンの祖父で冒険家のアレクサンダー(マイケル・ケイン)だった。謎の遭難信号はアレクサンダーから送信されたものだったのだ。そして、島はジュール・ヴェルヌが書いた「神秘の島」だったのである。

 アレクサンダーは島が70年は隆起し70年は水没するというふうに140年周期で繰り返していることを教える。しかし、ハンク・パーソンズは島に液状化現象が起こっていることに気がつき、あと数日で島が沈没してしまうと予測する。そのため、4人は島が水没する前に何とか島を脱出しなければならなくなってしまう。

【レビュー・感想・ネタバレ】

 私は前作の『センター・オブ・ジ・アース』も見たのであるが、本作は続編といえどレベルは落ちていなかった。

 本来は子ども向けの映画なのだろうから、大人が見ると若干物足りない内容があるものの、大人が見ても十分に楽しめる要素はある。明らかにCGっぽい映像も見受けられるが、CGならではの映像が無人島の冒険を想起させてくれて楽しい。いかにも子どもが喜びそうな映画である。大人なら子どもの頃に帰って見ると良い。

 ショーン・アンダーソンはカイラニに一目惚れしていろいろとアプローチする。カイラニもショーン・アンダーソンのことをすきになるのだけれども、ショーン・アンダーソンがアメリカへ帰ってしまって大学へ行くことを考えて消極的にならざるを得ない。

 結局、4人はノモ船長の潜水艦ノーチラス号に乗って島を無事に脱出する。結末は、潜水艦ノーチラス号のおかげでガバチョはお金を稼げるようになり、娘のカイラニをアメリカの街学へやることができる。ショーン・アンダーソンとカイラニは付き合うようになっている。

【キャスト】

ハンク・パーソンズ(ドウェイン・ジョンソン)
ショーン・アンダーソン(ジョシュ・ハッチャーソン)
カイラニ(ヴァネッサ・ハジェンズ)
アレキサンダー(マイケル・ケイン)
ガバチョ(ルイス・ガスマン)
リズ・アンダーソン(クリスティン・デイヴィス)

【スタッフ】

監督:ブラッド・ペイトン
原作:ジュール・ヴェルヌ『神秘の島』
脚本:マーク・ガン、ブライアン・ガン
原案:マーク・ガン、ブライアン・ガン、リチャード・オウテン
製作:トリップ・ビンソン、シャーロット・ハギンズ、ボー・フリン
製作総指揮:リチャード・ブレナー、マイケル・ディスコ、サミュエル・J・ブラウン、マーカス・ビシディ、エバン・ターナー
音楽:アンドリュー・ロッキングトン
撮影:デヴィッド・タッターサル
編集:デビッド・レニー

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セットアップ

セットアップ [Blu-ray]

【映画情報】

題名:セットアップ(原題:Setup)
ジャンル:ギャング映画、クライムサスペンス、バイオレンス・アクション
監督:マイク・ガンサー
出演者:カーティス“50Cent”ジャクソン、ブルース・ウィリス、ライアン・フィリップ
製作会社:Cheetah Vision、Emmett/Furla Films、Gunny Entertainment、Hedge Fund Film Partners
配給:日活
公開:2012年3月10日[日本]、未公開・DVDスルー[米国]
上映時間:85分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語

【評価】

おすすめ度:76点(100点満点中)

【あらすじ】

 幼い頃から長年兄弟同然に育っただったサニー(カーティス・“50 Cent”・ジャクソン)とビンス(ライアン・フィリップ)とデイブ(ブレット・グランスタッフ)の3人組は、ある日、仲間で500万ドル相当のダイヤモンドを運ぶ自動車を襲撃して強盗事件を起こす。そして、ダイヤモンドの強奪には成功するのだが、ビンスが仲間を裏切って銃でサニーとデイブを打ちダイヤモンドを独り占めしてしまう。銃撃でサニーは死んでしまうが、デイブは幸運にも軽症で助かる。生き残ったデイブは裏切り者のビンスへ復讐するために彼の追跡を始める。

【レビュー・感想・ネタバレ】

 タイトルのセットアップとは、「はめる」とか「だます」といったように人を策略で危険な立場に陥れるという意味である。

 この映画の面白いところは、デイブがなぜか人殺しをしないことである。デイブは拳銃で相手を撃つような場面になっても殺すことを避けている。何度もそいう場面があるのだけれどやはり殺さない。そして、ラストで裏切り者のビンスでさえ生かしてしまう。このデイブのキャラクターには興味をそそられた。神を信じなくなっているようなのだけれど教会には顔を出している。

 ビンスがサニーとデイブを裏切ったのには理由がある。刑務所に入っている父親を助けるため刑務官との取引にお金が必要だったのである。その父親は受刑者同士の喧嘩で刑務所内で殺されてしまう。だから、ダイヤモンドを現金に換えて刑務官と取引をしても父親は亡くなってしまう皮肉なことになる。

 犯罪映画(クライムムービー)としてはそこそこの出来である。

【キャスト】

サニー(カーティス“50Cent”ジャクソン)
ビグズ(ブルース・ウィリス)
ビンス・ロング(ライアン・フィリップ)
ミア(ジェナ・ディーワン)
ピーティ(ランディ・クートゥア)
ウィリアム・ロング(ジェームズ・レマー)
ロス(ショーン・トーブ)
ジョーイ(ウィル・ユン・リー)
デイブ・ホール(ブレット・グランスタッフ)
バレリー(スージー・アブロマイト)
ジョンR(リチャード・ゴテリ)
精肉店主(ラルフ・リスター)

【スタッフ】

監督:マイク・ガンサー
脚本:マイク・ガンサー、マイク・ベアマン
製作:ランドール・エメット、カーティス・ジャクソン(50セント)、ジョージ・ファーラ
音楽:ザ・ニュートン・ブラザーズ
撮影:スティーヴ・ゲイナー
編集:マーク・スティーヴンス

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戦火の馬

戦火の馬 DVD+ブルーレイセット [Blu-ray]

【映画情報】

題名:戦火の馬(せんかのうま、原題:War Horse)
ジャンル:戦争ドラマ
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ジェレミー・アーヴァイン、エミリー・ワトソン、デイヴィッド・シューリス
製作会社:ドリームワークス、リライアンス・エンターテインメント、アンブリン・エンターテインメント、ザ・ケネディ/マーシャル・カンパニー
配給:タッチストーン・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
公開:2011年12月25日[米国]、2012年3月2日[日本]
上映時間:146分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語

【評価】

おすすめ度:85点(100点満点中)

【あらすじ】

 イギリスの農村で生まれた一頭の馬が競売に出され、その馬を気に入った男に落札される。貧しい農家の男は馬をひきとって家へ連れて帰る。その馬はジョーイと名づけられ男の息子である少年のアルバート・ナラコット(ジェレミー・アーヴァイン)によって飼育されることになる。ところが、馬を落札するのに無理をした男は地主に小作料を払えず一家は土地を出て行くように言われるが、アルバートとジョーイのおかけで小作料の支払いを遅らせてもらえることになる。しかし、激しい雨のため畑の作物が収穫できなくなってしまい小作料が払えなくなってしまう。折しも第一次世界大戦が勃発し、父親は小作料のお金を工面するためアルバートに無断でジョーイを英国軍騎馬隊の軍馬として売ってしまう。ジョーイは軍馬として戦地のフランスへ行くことになる。

 アルバートは徴兵年齢に達していないにもかかわらず英国軍に入隊し、ジョーイを探すため最前線のフランスへと向かうことになる。

 ドイツ軍への突撃の最中にジョーイに乗っていた買い主のイギリス人将校が戦死し、ドイツ軍へ引き取られることになる。、ジョーイの世話係をしていた少年兵は弟が戦地へ行くことになり弟を連れてジョーイに乗ってドイツ軍を脱走するが、結局捕まり銃殺される。幼い兄弟が脱走後にジョーイをつないでいた小屋で両親を失ったフランスの少女と祖父がジョーイを見るける。少女はジョーイのことを気に入り飼っていたのであるが、ドイツ軍に軍馬として徴用してしまう。再び、戦地へ赴くことになったジョーイ。

 アルバートとジョーイは再会することができるのか?果たしてその運命はいかに・・・。

【レビュー・感想・ネタバレ】

 一昔前の映画によくあるようなストーリーだと思えた。どこか懐かしいようでいて、今ではもう古くさい話になってしまっているような物語ではないかと。ところが、最後まで見終わってなかなな良い映画だったと思えるようになっていた。特に後半での、戦地での敵同士による救出劇、殺処分寸前の運命の出会い、そして思わぬ人物による落札などの話の展開が上手い。この映画は人間と馬の絆や勇気がテーマになっているのだろうけれど、それらはさほどには感じない。ドラマの内容は感動を与えてくれるほどではない。それよりも、むしろ話の巧さに満足感をおぼえたと言って良い。

 さて、後日譚である。

 戦地でジョーイは戦車に追われ逃げるうちに有刺鉄線(鉄条網)が絡まって身動きすらできなくなってしまう。それを見つけたイギリス兵士が戦地で白旗をあげて救出に出る。ドイツ兵士もその手助けのため出てくる。そして、ジョーイはイギリス側に引き取られることになる。ところが、ジョーイは負傷しており殺処分されることになる。そこで、毒ガスで眼を負傷していたアルバートの吹く口笛に反応し、ジョーイとアルバートは無事に再会を果たす。そして、奇跡の馬と呼ばれるようになる。

 ところが、第一次世界大戦が終わって将校の軍馬でないジョーイは競売に掛けられることになってしまう。イギリスの兵士仲間が競売のためにお金を出し合ってくれることになり、アルバートは競売に臨む。そして、競売でジョーイを落札したのは両親を失ったフランスの少女の祖父だった。アルバートは少女の祖父にジョーイを売ってほしいと懇願するが断られ、ジョーイを連れて帰ることを諦めざるを得なくなる。しかし、少女の祖父がジョーイを連れて行こうとすると、ジョーイはアルバートのほうへ来てしまうのを見て、少女の祖父はアルバートにジョーイを譲ってくれることになる。

 アルバートはジョーイを故郷のイギリスの農村に連れて帰って、父と母もジョーイが帰って来たのを見かけて映画は終わる。

【キャスト】

アルバート・ナラコット(ジェレミー・アーヴァイン)
ローズ・ナラコット(エミリー・ワトソン)
テッド・ナラコット(ピーター・マラン)
エミリーの祖父(ニエル・アレストリュプ)
ライオンズ(デヴィッド・シューリス)
ジェームズ・ニコルズ大尉(トム・ヒドルストン)
ジェイミー・スチュワート少佐(ベネディクト・カンバーバッチ)
サイ・イーストン(ゲイリー・ライドン)
アンドリュー・イーストン(マット・ミルン)
パーキンス(ジョフ・ベル)
チャーリー(パトリック・ケネディ)
フリードリヒ(ニコラス・ブロー)
ギュンター(ダフィット・クロス)
ミヒャエル(レオナート・カロヴ)
エミリー(セリーヌ・バケンズ)
ブラント(ライナー・ボック)
ウェイヴァリー中尉(パトリック・ケネディ)
デイヴィッド・ライオンズ(ロバート・エムズ)
ジョルディの兵士(トビー・ケベル)

【スタッフ】

監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:リー・ホール、リチャード・カーティス
原作:マイケル・モーパーゴ『戦火の馬』[児童小説]
製作:スティーヴン・スピルバーグ、キャスリーン・ケネディ
製作総指揮:フランク・マーシャル、レヴェル・ゲスト
音楽:ジョン・ウィリアムズ
衣裳デザイン:ジョアンナ・ジョンストン
撮影:ヤヌス・カミンスキー
編集:マイケル・カーン

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