【映画情報】
題名:スラムドッグ$ミリオネア(原題:Slumdog Millionaire)
ジャンル:
監督:ダニー・ボイル
出演者:デーヴ・パテル、フリーダ・ピントー、アニル・カプール、イルファン・カーン
配給:フォックス・サーチライト、パテ、ギャガ
公開:2008年11月12日[米国](限定)、2008年12月26日[米国](拡大)、2009年4月18日[日本]
上映時間:120分
製作国:イギリス
言語:英語、ヒンディー語
【評価】
おすすめ度:64点(100点満点中)
【あらすじ・ストーリー・物語】
インドの大都市ムンバイのスラムであるダーラーヴィー地区(Dharavi)で生まれ育った18歳の青年ジャマール・マリク(デーヴ・パテール)は、警察署で取り調べを受けていた。容疑は詐欺。彼はテレビの人気クイズ番組『クイズ$ミリオネア』(コウン・バネーガー・カロールパティKaun Banega Crorepati)、原題:フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア)に出演して、次々とクイズの問題に正解し残すは後1問というときになって不正の疑いをもった司会者が通報したのである。
警察署の取り調べてジャマールが語った過去は驚くべきことにクイズの正解に出遭っていたという奇跡的な偶然の一致があった。と当時に、ジャマールの人生はラティカという一人の女性を追い続けた物語でもあった。
イスラム教徒への襲撃で母を亡くした兄のサリーム・マリクと弟のジャマール・マリクの兄弟は幼くして孤児となり、やはり孤児の少女ラティカと出会う。3人は孤児を搾取する大人のもとで働くようになるが、マリクは眼を潰されそうになったジャマールを連れて逃げ出す。ラティカも一緒に逃げたが、逃げ遅れたラティカとは別れてしまうことになる。
ジャマールとサリームはタージ・マハルで盗みを働いたり観光ガイドのふりをして金を稼いでいたが、ラティカに会いたいジャマールはサリームと共にまた元の町へ戻って来る。やがてサリームは次第に悪の道へと進むようになる。ジャマールはラティカの居場所を探し連れて戻るが、サリームがラティカのもとからジャマールを追い出してしまう。
その後、ジャマールはサリームのあとをつけてラティカの居場所を突き止める。ジャマールはラティカに再会するが、彼女は組織に囲われていた。ジャマールはラティカに駅で5時に待っていると伝えるが、ジャマールのことを心配したラティカは彼を追い出してしまう。駅で5時に待っていたジャマールはラティカの姿を見つけるが、彼女は組織に連れて行かれてしまう。
ジャマールはラティカに会いたい一心で彼女も見ているかもしれない『クイズ$ミリオネア』へ出演することする。
【レビュー・感想・ネタバレ】
《2回目》
さすがに1回目見たときよりも、今回のほうが内容をよく理解できた。だからといって、2回目の感想は1回目のときとさほど変わらなかった。
取り調べを担当していた警部はジャマールの語る話を信用し彼は釈放される。翌日、最後のクイズに挑んだジャマールは見事正解し賞金の2000万ルピーを手にする。
一方、ラティカをジャマールの兄であるサリーム・マリク(マドゥル・ミッタル)が組織に囲われていたラティカを逃がし、サリームは拳銃を持って浴室で闘うが銃殺されてしまう。
ジャマールとラティカは駅で再会を果たし二人はキスをする。
《1回目》
原作は、インド人外交官のヴィカス・スワラップ の小説『ぼくと1ルピーの神様』(ランダムハウス講談社)である。
本作は、第81回アカデミー賞の作品賞、監督賞、歌曲賞、作曲賞、編集賞、録音賞、撮影賞、脚色賞の8部門を受賞しているほか、数々の映画賞を受賞している。
それで非常に興味と関心を持っていた作品である。しかし、思ったほど面白い映画ではなかった。
【キャスト・配役・出演者】
ジャマール・マリク(デーヴ・パテール、幼少期:アーユシュ・マヘーシュ・ケーデーカル、少年期:タナイ・チェーダー)
サリーム・マリク(マドゥル・ミッタル、幼少期:アズハルッディーン・モハンマド・イスマーイール、少年期:アーシュトーシュ・ローボー・ガージーワーラー[少年期])
ラティカー(フリーダ・ピントー、幼少期:ルビーナー・アリー、少女期:タンヴィー・ガネーシュ・ローンカル)
プレーム・クマール(アニル・カプール)
警部(イルファーン・カーン)
【スタッフ】
監督:ダニー・ボイル監督
原作:ヴィカス・スワラップ『ぼくと1ルピーの神様』
脚本:サイモン・ビューフォイ
製作:クリスチャン・コルソン
製作総指揮:テッサ・ロス、ポール・スミス
音楽:A.R.ラフマーン
撮影:アンソニー・ドッド・マントル
編集:クリス・ディケンズ
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