ワイルド7

ワイルド7 Blu-ray & DVDセット プレミアム・エディション(初回限定生産)

【映画情報】

題名:ワイルド7(ワイルドセブン)
ジャンル:アクション
監督:羽住英一郎
出演者:瑛太、椎名桔平、丸山隆平、深田恭子、中井貴一
製作会社:「ワイルド7」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
公開:2011年12月21日
上映時間:109分
製作国:日本
言語:日本語

【評価】

おすすめ度:66点(100点満点中)

【あらすじ・ストーリー・物語】

 「ワイルド7」は検事総長の成沢守(中原丈雄)が後ろ盾となり、警視庁の草波勝警視正(中井貴一)が中心となって法律では裁けない犯罪者を処刑するために組織された超法規的警察組織である。メンバーの7人は、過去の犯罪歴がある犯罪者の中から特殊技能をもつ者を選りすぐったプロフェッショナルたちである。

 ある日、銀行強盗事件が発生し凶悪犯であることから、ワイルド7へ出動要請があり、草波勝警視正からワイルド7へ出動命令が下る。ワイルド7のメンバーたちは犯人たちを追い詰める。そして、ワイルド7のメンバーの一人である飛葉大陸(瑛太)が犯人を処刑しようとしたところ、謎の黒装束の人物(スナイパー・ライダー)がライフルで犯人を射殺してしまう。飛葉大陸は逃走した犯人を追跡するが見失ってしまう。飛葉大陸は近くにあった埠頭のクラブへ入ると、そこで本間ユキ(深田恭子)という女性と出会う。飛葉大陸と本間ユキはお互いに惹かれ合うが、本間ユキには隠された秘密があった。

 その後、ウイルスを使用したバイオテロ事件が発生し、ワイルド7が出動することになる。ワイルド7が犯人グループを確保したとき、またしても黒装束の人物が現れる。ウイルスを積んだ飛行船の爆破解除できるのは犯人だけであることから、ワイルド7と黒装束の人物との間で犯人を殺すか生かすかで攻防がある。ワイルド7は何とか飛行船の爆破を食い止める。飛葉大陸は黒装束の人物の正体が本間ユキであることと彼女が「広域指定犯罪グループM108号」のメンバーを狙う理由を知ることになる。

 バイオテロ事件が解決した後、実はその背後に黒幕がいることが判明する。その人物こそ、公安調査庁情報機関(通称:PSU)の情報分析部門統括者である桐生圭吾(吉田鋼太郎)であった。あらゆる情報を一手に握っている桐生圭吾は裏側で社会を操作し支配しようとしていた。そして、桐生圭吾は国家組織である警察を使ってワイルド7のメンバーを抹殺するため犯罪者集団として緊急手配する。ワイルド7は警察を相手に桐生圭吾への反撃をすることになる。

【レビュー・感想・ネタバレ】

 ワイルド7といえば、私が子どもの頃に漫画雑誌「週刊少年キング」で読んでいた懐かしい漫画である。その漫画を原作として実写映画化されたというのであるから、私にとって興味を引かれないわけがない。だから、本作を見るのは非常に楽しみだった。

 それともう一つ、本作の監督があの「海猿」シリーズの羽住英一郎氏だということも映画の出来を期待させてくれるものがあった。

 ただ、スマートな瑛太さんが飛葉大陸役をやるというのにちょっと不安をおぼえるところはあった。

 さて、実際に映画を見終わって、思ったほど面白くはできていなかったなという感想になってしまった。悪くはないけれど満足感を得るには物足りない内容だった。

 ワイルド7の主要メンバーのキャラクターが活かせるキャスティングになっていないし、事件やアクションにはリアリティに欠けるところがある。

 凡作に終わってしまったのは残念であるが、それでもあの「ワイルド7」が実写映画となって見れたのは良かったと思える。

【キャスト・配役・出演者】

飛葉大陸(瑛太)
セカイ(椎名桔平)
パイロウ(丸山隆平[関ジャニ∞])
ソックス(阿部力)
オヤブン(宇梶剛士)
ヘボピー(平山祐介)
B・B・Q[ビー・ビー・キュー](松本実)
藤堂正志(要潤)
岩下こずえ(本仮屋ユイカ)
成沢守(中原丈雄)
桐生圭吾(吉田鋼太郎)
本間ユキ(深田恭子)
草波勝警視正(中井貴一)

【スタッフ】

監督:羽住英一郎
原作:望月三起也『ワイルド7』
脚本:深沢正樹
音楽:川井憲次
製作総指揮:ウィリアム・アイアトン
製作:久松猛朗、北川直樹、雨宮俊武、菅野信三、喜多埜裕明、加太孝明
エグゼクティブプロデューサー:阿部秀司、小岩井宏悦
プロデューサー:八木欣也、野村敏哉、森井輝
アソシエイトプロデューサー:小出真佐樹
ラインプロデューサー:古屋厚
撮影:江崎明生
照明:三善章誉
録音:柳屋文彦
美術:上條安里
装飾:小山大次郎
コスチュームデザイナー:角田今日子
VFXスーパーバイザー:オダイッセイ
アクションコーディネーター:諸鍛冶裕太
カー&バイクスタント:雨宮正信
ガンエフェクト:納富貴久男
音響効果:柴崎憲治
編集:小江英幸
選曲:藤村義孝
キャスティング:緒方慶子
助監督:相川光信
制作担当:道上巧矢
企画・制作プロダクション:阿部秀司事務所
企画・制作協力:スーパービジョン
制作プロダクション:ROBOT
配給:ワーナー・ブラザース映画
製作:「ワイルド7」製作委員会(ワーナー・ブラザース映画、ソニー・ミュージックエンタテインメント、KDDI、東急レクリエーション、Yahoo! JAPAN、ROBOT、阿部秀司事務所)

【楽曲】

主題歌:「CHASE」L'Arc〜en〜Ciel(Ki/oon Records)

【ロケ地】

埼玉県川口市、福岡県北九州市、大分県大分市

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タグ:ワイルド7

ONE PIECE FILM STRONG WORLD

ワンピースフィルム ストロングワールド Blu-ray 10th Anniversary LIMITED EDITION 【完全初回限定生産】

【映画情報】

題名:ONE PIECE FILM STRONG WORLD(ワンピース フィルム ストロング ワールド)
ジャンル:冒険アクション、劇場版アニメ
監督:境宗久
出演者:田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、竹中直人
配給:東映
公開:2009年12月12日
上映時間:113分(劇場公開版)、115分(Blu-ray / DVD版)
製作国:日本
言語:日本語
興行収入:48億円

【評価】

おすすめ度:55点(100点満点中)

【あらすじ】

 突然巨大な海賊船とともに現れた伝説の大海賊金獅子のシキにナミ(岡村明美)が気象のアドバイスをしたことから、ナミの気象予測の能力を必要とするシキは彼女を誘拐してしまう。ナミを救出しようとしたルフィ達麦わらの一味はシキによってサニー号と共に空飛ぶ島々のひとつメルヴィユに振り落とされてしまう。その島は、進化によって凶暴化した巨大生物たちが住む弱肉強食の島だった。シキは巨大生物を使って「東の海」を滅ぼし支配しようとしていた。ルフィ達麦わらの一味はナミを取り戻し故郷の「東の海」を守るため金獅子のシキと戦うことになる。

【レビュー・感想・ネタバレ】

《2回目》

 初回に見たときはまだテレビアニメの『ONE PIECE(ワンピース)』をあまり見ていない状態だったためか、あまり面白くなかった。今回はテレビアニメの放送に追い着いてある程度『ONE PIECE(ワンピース)』のことが分かって見たせいか、2回目はテレビアニメと同様にそれなりに楽しんで見ることができた。少なくても面白くないという気持ちはなくなっていた。

 シキは、海底監獄インペルダウンを脱獄した唯一の囚人であり、しかも海賊王ゴールド・ロジャーや白ひげと並ぶ伝説の海賊ということである。それほどの海賊が今回のような映画の短い物語で終わらせるにはもったいないのではないかと思えた。しかも、シキはルフィーに簡単に負かされてしまう。伝説の海賊にしてはどうも納得いかない扱いである。

《1回目》

 関西テレビで、2010年12月18日にフジテレビ系列の『土曜プレミアム』にて21:00〜23:25に放送された2009年12月12日公開の日本アニメーション映画『ONE PIECE FILM STRONG WORLD(ワンピース フィルム ストロング ワールド)』を見る。

 本作は、漫画『ONE PIECE』を原作としたテレビアニメの劇場版第10作目に当たる。劇場版の『ONE PIECE』では原作者の尾田栄一郎氏が初めて製作にかかわった作品である。

 公開当時大ヒットしたアニメ作品で、当時女子高生だった会員さんが何度も映画館で繰り返し見に行ったと聞いていたので、ぜひ見たいと思っていたアニメ映画であった。それをテレビで放送するというので見ることにした。

 映画として見た場合、物語のあらすじが見えてしまい、ほぼ推測通りにストーリーが進行していくのを確認するといった感じで、どうして話題になったのか理解に苦しむ内容であった。良かった点をあげれば映像であろうか。映像は劇場版だけあってテレビよりも素晴らしかった。

【声の出演】

モンキー・D・ルフィ[麦わらのルフィ](田中真弓)
ロロノア・ゾロ[海賊狩りのゾロ](中井和哉)
ナミ[泥棒猫ナミ](岡村明美)
ウソップ[狙撃の王様そげキング](山口勝平)
サンジ[黒足のサンジ](平田広明)
トニートニー・チョッパー[わたあめ大好きチョッパー](大谷育江)
ニコ・ロビン[悪魔の子ニコ・ロビン](山口由里子)
フランキー[鉄人フランキー](矢尾一樹)
ブルック[鼻唄のブルック](チョー)
センゴク[仏のセンゴク](石森達幸)
ガープ[ゲンコツのガープ](中博史)
オニグモ、ヤマカジ、ストロベリー(藤本たかひろ[オニグモ])
ノジコ(山崎和佳奈)
シキ[金獅子のシキ](竹中直人)
Dr.インディゴ[ピエロ](中尾隆聖)
スカーレット隊長[赤ゴリラ](銀河万丈)
キタジマ(北島康介[特別出演])
シャオ(水田わさび)
エバ(皆藤愛子[特別出演])
シャオの母(土井美加)
シャオの祖母(京田尚子)
ビリー(高戸靖広)

【スタッフ】

監督:境宗久
原作:尾田栄一郎
製作総指揮・映画ストーリー(プロット製作)・コスチューム・クリーチャーデザイン:尾田栄一郎
製作担当:松坂一光
企画:柴田宏明、
脚本:上坂浩彦
音楽: 田中公平、浜口史郎
編集:後藤正浩
録音:渡辺絵里奈
効果:新井秀徳
デジタル撮影監督:山田和弘
CG監督:西川和宏
美術監督:脇威志
作画監督・キャラクターデザイン:佐藤雅将
絵コンテ:境宗久、えんどうてつや、伊藤尚往、志田直俊、横山健次
オープニング音楽:小西康陽

【楽曲】

主題歌:「fanfare」(作詞・作曲:桜井和寿、編曲:小林武史 & Mr.Children、歌:Mr.Children)

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若い人(1962年)

若い人 [DVD]

【映画情報】

題名:若い人(わかいひと)
ジャンル:青春ドラマ
監督:西河克己
出演:石原裕次郎、吉永小百合、浅丘ルリ子
製作年:1962年
製作国:日本
配給:日活

【評価】

おすすめ度:85点(100点満点中)

【あらすじ】

 ミッションスクールで女学校の若き数学教師である間崎慎太郎(石原裕次郎)は同僚の橋本スミ子(浅丘ルリ子)に恋していたが、生徒である江波恵子(吉永小百合)の自分に対する気持ちと彼女の家庭環境を知るにつれて女性として惹かれるようになる。

【レビュー・感想・ネタバレ】

 この映画の原作は石坂洋次郎の長編小説『若い人』で、以前から小説の存在は知っていたもののまだ読んだことがない。それでどういう話なのかずっと興味があった。今回映画で見ることができるのが楽しみだった。

 小説は既に何度か映画化されており、本作は3作目の映画化作品にあたる。

 青春映画なのだろうから在り来たりの内容を想像していたのだけれど、見てみると案外面白かった。特に江波恵子が私生児であることと母親との関係で苦悩し葛藤する姿はよく描けている。小説やドラマでよくある話なのだけれども映画で見る内容は新鮮でさえあった。そのため、映画の世界へ引き込まれてしまった。これだけの話なのに良く出来ていると感心さえしてしまった。俳優と女優の演技も良かったのであろう。特に、江波ハツ役を演じていた三浦充子の演技は素晴らしいものがあった。

 映画のストーリーは小説とは若干違うようである。小説では間崎慎太郎は江波恵子と結ばれるらしいのだが、映画では間崎慎太郎は橋本スミ子を愛していると江波恵子にはっきりと答えて、橋本スミ子のほうを選んでいる。映画はそこで終わってしまう。したがって、間崎慎太郎の告白を聞いた江波恵子がどうなるのかは明らかではない。

【キャスト】

間崎慎太郎(石原裕次郎)
江波恵子(吉永小百合)
橋本スミ子(浅丘ルリ子)
江波ハツ(三浦充子)
山川ドクター(大坂志郎)
江口健吉(北村和夫)
北森敬(小沢昭一)
山形アツ子(村瀬幸子)
畠中登(井上昭文)
吉沢恭子(堀恭子)
先生A(高野誠二郎)
先生B(山口吉弘)
先生C(高田栄子)
瀬川フミ(武智豊子)
瀬川善吉(殿山泰司)
山川ヒロ子(三崎千恵子)
バスガール(葵真木子)
看護婦(重盛輝江)
旅館の番頭(紀原土耕)
バーの女給(千代侑子)
神通丸の男A(山之辺潤一)
神通丸の男B(黒田剛)

【スタッフ】

監督:西河克己
脚本:三木克巳
原作:石坂洋次郎
企画:坂上静翁
撮影:萩原憲治
美術:佐谷晃能
音楽:池田正義
録音:中村敏夫
照明:藤林甲
編集:鈴木晄
スチール:井本俊康

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