【映画情報】
題名:釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様(つりばかにっしじゅうく ようこそすずきけんせつごいっこうさま)
ジャンル:コメディドラマ
監督:朝原雄三
出演者:西田敏行、三國連太郎、常盤貴子、山本太郎
配給:松竹
公開:2008年10月25日公開
上映時間:110分
製作国:日本
言語:日本語
【評価】
おすすめ度:65点(100点満点中)
【あらすじ】
会社の健康診断の担当者である総務部の派遣社員・河井波子(常盤貴子)は、胃カメラの検査を受けることになったハマちゃんこと浜崎伝助(西田敏行)に検査を受けるように言いに行く。ところが、ハマちゃんは恐くて検査を受けるのを嫌がる。河井波子が困っているのを見るに見かねた営業三課の高田大輔(山本太郎)はハマちゃんを説得しようとする。実は、高田大輔は中途入社したときの手続きで河井波子に親切にしてもらってから彼女に心を寄せていたのであった。
【レビュー・感想・ネタバレ】
ハマちゃんは胃カメラの検査に奥さんのみち子さん(浅田美代子)に付き添ってもらう。それでも恐がってしまうハマちゃんの姿は病院の検査を恐がってもいいんだと安心させてくれるものがある。
鈴木建設では大分県へシリーズ初の社員旅行に行くことになる。鈴木建設社員旅行の幹事は河井波子であった。実は、大分県には河井波子の故郷があった。もちろん、社員旅行へは高田大輔も参加する。社員旅行の途中で河井波子の実家へ寄った帰りの自動車がガス欠で動かなくなってしまう。車内にはハマちゃんと河井波子と高田大輔の三人した乗車していない。しかも、ハマちゃんはお酒に酔って気持ちよく眠っている。そこで高田大輔は河井波子に自分の気持ちを告白し、めでたく結婚することになる。途中でハマちゃんは気を利かして二人きりにしてあげる。
ハマちゃんは二人から結婚式のスピーチを頼まれる。初めは困っていたハマちゃんも周囲の説得で大乗り気になる。さて、ハマちゃんは結婚式でどんなスピーチをするんだろうと私も期待した。結婚式の当日、ハマちゃんはスピーチの原稿をトイレに落として流してしまうハプニングが起こる。しかし、スピーチの内容は胃カメラ検査のエピソードを話すことに決めていたので問題なし。ところが、ハマちゃんの直前にスピーチをした本間総務部長(佐藤浩市)が胃カメラ検査のエピソードを話してしまい、ハマちゃんの番になっても話すことがなくなって立ち往生してしまう。やっとの思いで話した内容は「おめでとう」という言葉だけだった。式場の座が白けかけたとき、新婦の兄である河井康平(竹内力)が立ち上がってどんなスピーチよりも素晴らしいお祝いの言葉だと持ち上げて拍手をしてくれたおかげで、会場の出席者からも割れんばかりの拍手となる。ハマちゃんのスピーチを期待していたのに肩すかしのこのオチはやってくれたという感じである。
出番は少ないものの河井康平役を演じている竹内力さんの演技には妹を思う兄の気持ちが伝わってくるものがあった。
【キャスト】
浜崎伝助(西田敏行)
浜崎みち子(浅田美代子)
河井波子(常盤貴子)
河井康平(竹内力)
浜崎鯉太郎(持丸加賀)
代表取締役社長(鶴田忍)
草森秘書課長(中村梅雀)
太田八郎(中本賢)
舟木課長(益岡徹)
社長付運転手(笹野高史)
波子の母(高田敏江)
高田靖彦(北村総一朗)
高田大輔(山本太郎)
鈴木久江(奈良岡朋子)
鈴木一之助[代表取締役会長](三國連太郎)
胃カメラに苦しむ患者(海原はるか)
本間総務部長(佐藤浩市)
【スタッフ】
監督:朝原雄三
製作総指揮:迫本淳一
製作:松本輝起
プロデューサー:瀬島光雄、深澤宏
原作:やまさき十三(作)、北見けんいち(画)(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載)
脚本:山田洋次、関根俊夫
撮影:近森眞史[JSC]
美術:須江大輔
音楽:信田かずお
照明:土山正人[JSL]
録音:鈴木肇
編集:石島一秀
スクリプター:宮下こずゑ
音楽プロデューサー:小野寺重之
宣伝プロデューサー:飯田桂介
助監督:石川勝己
製作主任:村山大輔
製作担当:岩田均
【ロケ地】
大分県
【釣果】
アナゴ、イサキ
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