![トゥー・ウィークス・ノーティス 特別版 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51QnMOElocL._SL160_.jpg)
【映画情報】
題名:トゥー・ウィークス・ノーティス(原題:Two Weeks Notice)
ジャンル:ラブ・ストーリー、ロマンティック・コメディ
監督:マーク・ローレンス
出演者:サンドラ・ブロック、ヒュー・グラント
製作会社:キャッスル・ロック・エンターテインメント、ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ
配給:ワーナー・ブラザーズ
公開:2002年12月18日[米国]、2003年5月24日[日本]
上映時間:101分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語
【評価】
おすすめ度:68点(100点満点中)
【あらすじ・ストーリー・物語】
ハーバード・ロースクール出身の弁護士であるルーシー・ケルソン(サンドラ・ブロック)は、ニューヨークの歴史ある公民館の取り壊し中止を条件に最大手の不動産企業ウェイド社のCEOであるジョージ・ウェイド( ヒュー・グラント)と取引をして彼の会社で働くことになる。ルーシー・ケルソンが非常に優秀な女性であることが分かったジョージ・ウェイドは、何でも彼女に相談して決めるようになる。そのため、夜中でもジョージ・ウェイドから電話がかかってくる始末。ある日、結婚式に出席していたルーシー・ケルソンはまたもや電話でジョージ・ウェイドに呼び出され行って見ると、何と用件は単なる洋服選びの相談だった。積もりに積もった忍耐もとうとう我慢できなくなったルーシー・ケルソンはもう面倒はみていられないと「あと2週間で会社を辞める」と言い出す。
ルーシー・ケルソンに相談しなければ何も決められなくなっていたジョージ・ウェイドは彼女を会社に引き留めようとするが、彼女の決意が固いと知り、新しく優秀な弁護士を探したら会社を辞めても良いと認める。新しい弁護士はなかなか見つからなかったが、やっとハーバード・ロースクール出身の若くて優秀な美人弁護士が見つかる。
あるパーティーに出席していたジョージ・ウェイドは、別々に出席していたルーシー・ケルソンの化粧とドレス姿に見惚れてしまう。ところが、ジョージ・ウェイドが公民館を取り壊すことを知ったルーシー・ケルソンは彼を非難する。その後、ジョージ・ウェイドは新しく雇った美人弁護士とエレベーターの中でキスをして彼女をホテルの自分の部屋にまで誘う。そこへルーシー・ケルソンがやって来て、美人弁護士の下着姿を見てしまう。部屋から出て行ったルーシー・ケルソンは友だちのもとで久しぶりに泣く。
そしてついにルーシー・ケルソンが会社を辞める日がやって来て、社員たちにお別れ会を開いてもらう。しばらくして、仕事中のルーシー・ケルソンのもとへスピーチの原稿の内容を確認してほしいとジョージ・ウェイドが現れる。ジョージ・ウェイドが原稿を読み始めると、それは彼女を愛しているということと公民館の取り壊し中止するという内容だった。ジョージ・ウェイドが出て行った後、ルーシー・ケルソンは彼を追いかけ抱きつく。二人ははじめてキスをする。
公民館の取り壊しを中止したことで兄から会社をクビになったジョージ・ウェイドはルーシー・ケルソンの家に住むことになる。家が狭いのでルーシー・ケルソンの両親は引っ越していた。
【レビュー・感想・ネタバレ】
この「トゥー・ウィークス・ノーティス」は、仕事上の対立関係にあった男女が同じ仕事をするようになってお互いを意識し惹かれあうようになるという恋愛映画の王道的なストーリーになっている。しかも、最後まで二人の関係はほとんど接近しない。見ているほうとしては最初から結末が分かっているのに、なかなか二人が結ばれないのにじらされるといった恋愛映画の常套手段も効果的に用いられている。
ルーシー・ケルソンを演じているサンドラ・ブロックが化粧をしてドレスを着て現れた姿はそれまでのやり手の野暮ったい弁護士のイメージを一新するほど美しく変身するという見せ場もつくってくれている。恋愛映画としては外れのない無難な作品となっている。
ただ、ヒロインのルーシー・ケルソンが食べ過ぎでお腹の調子が悪くなり飛び込んだキャンピングカーのトイレで腹を下す(下痢)という恋愛映画としてはちょっとあり得ないような場面もある。二人の恋愛により現実味を持たせたかったのであろうか。
因みに、タイトルの「トゥー・ウィークス・ノーティス」の意味は、noticeに退職予告という意味があるから「2週間の退職予告」ということになる。
【キャスト・配役・出演者】
ルーシー・ケルソン(サンドラ・ブロック)
ジョージ・ウェイド( ヒュー・グラント)
ジューン・カーバー(アリシア・ウィット)
ルース・ケルソン(ダナ・アイヴィ)
ラリー・ケルソン( ロバート・クライン)
メリル・ブルックス(ヘザー・バーンズ)
ハワード・ウェイド(デヴィッド・ヘイグ)
ティファニー(キャサリン・ウィニック)
本人役(ドナルド・トランプ)
本人役(ノラ・ジョーンズ)
本人役(マイク・ピアッツァ)
【スタッフ】
監督:マーク・ローレンス
脚本:マーク・ローレンス
製作:サンドラ・ブロック
製作総指揮:ブルース・バーマン、メアリー・マクラグレン
音楽:ジョン・パウエル
撮影:ラズロ・コヴァックス
編集:スーザン・E・モース
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