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【映画情報】
題名:ダイ・ハード(Die Hard)
シリーズ:映画「ダイ・ハード」シリーズ第1作目
ジャンル:アクション
監督:ジョン・マクティアナン
出演者:ブルース・ウィリス、アラン・リックマン、アレクサンダー・ゴドノフ、ボニー・ベデリア
製作会社:シルバー・ピクチャーズ、ゴードン・カンパニー
配給:20世紀フォックス
公開:1988年7月15日[米国]、1989年2月4日[日本]
上映時間:131分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語
【評価】
おすすめ度:95点(100点満点中)
【あらすじ・ストーリー】
クリスマス・イヴの当日、ニューヨーク市警察の刑事ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)はクリスマス休暇を家族と過ごすため家族の住むロサンゼルスへやって来る。迎えに来てくれた運転手のアーガイル(デヴロー・ホワイト)が運転するリムジンに乗って妻のホリー・マクレーン(ボニー・ベデリア)が勤務する日本商社ナカトミ株式会社の34階建ての超高層ビルのナカトミ・プラザへ立ち寄る。
久しぶりに再会したジョン・マクレーンとホリー・マクレーンはお互いに愛を確認するが、話の途中で口喧嘩をしてしまい険悪な雰囲気になってしまう。折しもナカトミ・プラザではクリスマス・パーティが催されていたため、ホリー・マクレーンはパーティーのほうへ出席する。
そこへ突然、ハンス・グルーバー(アラン・リックマン)をリーダーとする13人のテロリストの強盗グループがナカトミ・プラザを襲撃し、30階でパーティーに出席していた社員全員を人質に取りビルを占拠する。妻のオフィスで待っていたジョン・マクレーンは銃撃音で事態を察知し部屋を抜け出し身を隠す。
強盗グループの狙いはビルの金庫に保管されている6億4000万ドルの無記名債券であった。ハンス・グルーバーはナカトミ商事社長兼ナカトミ投資グループ副会長であるジョセフ・ヨシノブ・タカギ(ジェームズ・シゲタ)は金庫のロックを解除するアクセス・コードを教えるように問いただす。ジョセフ・ヨシノブ・タカギはそれを拒否したため射殺されてしまう。身を隠していたジョン・マクレーンはそれら一部始終を目撃していた。ジョン・マクレーンは一人で犯人グループに立ち向かうことになる。
ジョン・マクレーンは見回りをしていたトニー(アンドレアス・ウィスニエフスキー)と格闘の末、階段から転げ落ちてトニーは死亡する。ジョン・マクレーンはトニーから武器と無線を手に入れる。ジョン・マクレーンは無線を使ってパトロール中のアル・パウエル巡査部長(レジナルド・ヴェルジョンソン)をビルの調査に呼び寄せ、何とかビル内で起こっている事件を知らせる。パウエル巡査部長はロス市警に応援を要請し、救援に駆けつけたロス市警の一団はビルを包囲する。SWATがビルへ強行突入しようとするが犯人グループに撃退されてしまう。そして、ジョン・マクレーンとパウエル巡査部長の通信を交えた交流が始まる。
犯人グループのテオ(クラレンス・ギルヤード・ジュニア)が金庫の4つの暗号まで解読に成功し、最後の5つ目の暗号を残すのみになっていた。FBIが事件解決に乗り出しことで、ビル内の電源を切ったことが裏目となって、5つ目の暗号を解読することなく金庫が開き、犯人グループは目的の債権を手に入れる。
ハンス・グルーバーはFBIに脱出用のヘリコプターを要求する。実は、これは屋上に上がらせた人質とともに屋上を爆破して全員が死亡したと見せかけるための偽装工作だった。そのことを知ったジョン・マクレーンは屋上に行き、銃を乱射して人質を階下へ下ろす。ヘリコプターからそれを見ていたFBIはジョン・マクレーンを犯人の仲間と間違えて発砲してくる。ジョン・マクレーンは爆破と同時に消火用ホースの利用して屋上から飛び降り、階下の窓からビル内に飛び込む。
ホリー・マクレーンの同僚のハリー・エリス(ハート・ボックナー)は独自に犯人と交渉し、ハンス・グルーバーにジョン・マクレーンの正体を教る。ハリー・エリスはハンス・グルーバーの要求に応じて、ジョン・マクレーンに抵抗を止め武装解除するよう説得する。ジョン・マクレーンがそれを拒否したため、ハリー・エリスはハンス・グルーバーによって銃殺されてしまう。ちょうどその時、事件を扱っているテレビのニュース番組によって人質の中にいるホリー・マクレーンがジョン・マクレーンの妻であることが分かってしまう。ハンス・グルーバーは彼女を人質にしてビルから脱出しようと考える。
弟のトニーの仇だとジョン・マクレーンを殺そうと狙っていたカール(アレクサンダー・ゴドノフ)はジョン・マクレーンの居場所を突き止め、二人は激しい戦いの末、ジョン・マクレーンはカールを倒す。ジョン・マクレーンの銃には2発の弾丸しか残っていなかった。
その後、ジョン・マクレーンは偶然ハンス・グルーバーに出会す。ハンス・グルーバーは自分を人質となっていた社員だと偽り協力を申し出る。ジョン・マクレーンはハンス・グルーバーに拳銃を手渡す。銃を受け取ったハンス・グルーバーはジョン・マクレーンに銃口を向け引き金を引く。ところが、銃弾は発射されなかった。ジョン・マクレーンが弾丸を抜いた拳銃を手渡していたのである。正体がバレてしまったハンス・グルーバーはジョン・マクレーンと対決することになる。その結果、ハンス・グルーバーはビルから転落してしまう。
事件が解決し、ジョン・マクレーンとホリー・マクレーンはビルの外へ出て、初めてアル・パウエル巡査部長と対面する。そこへ死んでいなかったカールが現れジョン・マクレーンに銃を向けるが、パウエル巡査部長が拳銃でカールを射殺する。パウエル巡査部長は過去に銃の誤射による事故を起こしており、それ以来銃を撃てなくなっていたのである。
ラストシーンでは、運転手のアーガイルがリムジンで現れ、ホリーとマクレーンの二人は仲良く自動車に乗り込み、事件現場を去る。
【レビュー・感想・ネタバレ】
私は初めてこの映画『ダイ・ハード』を見たときの衝撃は今でも覚えている。とにかく凄いアクション映画だと感動した。と同時に、DVDではなく映画館で見たかったなあと悔しがったのも覚えている。以来、この種のアクション映画で『ダイ・ハード』を超える作品を未だに見たことがない。私の中では最高のアクション映画のひとつとなっている。
事件現場は高層ビルという外界と隔絶され密閉された空間内で、大勢の犯人グループと1人で戦う主人公の姿にハラハラ、ドキドキさせられっぱなしだった。1人孤独に犯人グループと果敢に戦う主人公のジョン・マクレーンの孤高の姿と勇気と知力と体力には舌を巻いたものだった。
それと同時に、ジョン・マクレーンと、パウエル巡査部長との会話と友情はこの映画に絶妙な人間ドラマを醸し出している。殺伐とした戦いの中に咲いた温かい人間の交流をそこに見ることができる。
私は今でもこの『ダイ・ハード』をアクション映画の最高傑作と思っている。
今回久しぶりに『ダイ・ハード』をテレビ朝日版の吹き替えで見たのであるが、映像は古くなっても内容は色褪せていないことを確認できた。テレビ朝日版ではジョン・マクレーン役のブルース・ウィリスの声を声優の野沢那智さんが務めている。ただ、私はやはり字幕のほうが迫力があって良いと思う。
因みに、ダイ・ハードの意味は、「DIE HARD」は「hard to die」ということで「なかなか死なない」という意味になる。そこから、映画では「なかなか死なない者(不死身の男)」「タフでしぶとい奴」「最後まで抵抗する者」などといった内容を意味しているのであろう。その他、ダイ・ハードには 「頑固者」や「保守主義者」といった意味もある。
【キャスト】
ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)
アル・パウエル(レジナルド・ヴェルジョンソン)
ロビンソン(ポール・グリーソン)
ジョンソン[ビッグジョンソン](ロバート・デヴィ)
ジョンソン[リトルジョンソン](グランド・L・ブッシュ)
ホリー・マクレーン(ボニー・ベデリア)
ジョセフ・ヨシノブ・タカギ(ジェームズ・シゲタ)
ハリー・エリス(ハート・ボックナー)
ジニー(ダスティン・テイラー)
ハンス・グルーバー(アラン・リックマン)
カール(アレクサンダー・ゴドノフ)
トニー(アンドレアス・ウィスニエフスキー)
テオ(クラレンス・ギルヤード・Jr)
エディ(デニス・ヘイデン)
フリッツ(ハンス・バーリンガー)
フランコ(ブルーノ・ドヨン)
アレクサンダー(ジョーイ・プルーワ)
ジェームズ(ウィルヘルム・フォン・ホンブルグ)
マルコ(ロレンツォ・カッチャランツァ)
ハインリッヒ(ゲイリー・ロバーツ)
ユーリ(’アル・レオン)
クリストフ(ジェラール・ボン)
リチャード・ソーンバーグ(ウィリアム・アザートン)
アーガイル(デヴロー・ホワイト)
【スタッフ】
監督:ジョン・マクティアナン
脚本:スティーヴン・E・デ・スーザ、ジェブ・スチュアート
原作: ロデリック・ソープ著『ダイ・ハード』
製作:ローレンス・ゴードン、ジョエル・シルバー
製作総指揮:チャールズ・ゴードン
音楽:マイケル・ケイメン
撮影:ヤン・デ・ボン
編集:ジョン・F・フィンク、フランク・J・ユリオステ
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